法律実務の覚書

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2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

改訂 登記名義人の住所氏名変更 更正登記の手引

改訂 登記名義人の住所氏名変更 更正登記の手引 (新日本法規) 評価88点 2009年の本で、少し古いようにも思えるかもしれないが、そんなに動きのある分野でもないので、多くの部分で十分に通用する。不動産登記法改正以後の書籍であるので、そんなに問題ない…

要件事実論30講

要件事実論30講 (弘文堂) 評価 93点 この書籍は、入門的な要件事実論を理解した人を対象として、具体的な例を多数載せながら、要件事実論の基礎・応用力を身につけさせるというものである。 ロースクールの学生や司法書士特別研修を受ける司法書士にも活…

渉外 不動産登記の法律と実務

渉外 不動産登記の法律と実務 (日本加除出版) 評価90点 昨今、島国である日本でも、外国人の方が不動産にかかわることは、増えてきている。 この本は、渉外不動産登記についてであるが、売買についての記載があるのは、全体の1割ほどで、ほとんどが相続に…

個人債務者再生手続実務解説Q&A

個人債務者再生手続実務解説Q&A (青林書院) 2007年の本で、正直新しくはない。 しかい、まだまだ使える本である。個人再生は申立件数が破産と比べて、ずいぶん少ないからか、あんまり本が出ていない。 また、東京地裁の本は、2013年に出ているが、大阪…

相続における戸籍の見方と登記手続

相続における戸籍の見方と登記手続 (日本加除出版) 評価98点 この本は高い。だが、買って後悔するという法律実務家はおそらくいないと思われる。 相続や養子縁組、婚姻によって、戸籍にはどういった記載がされ、または、逆にこういう記載があるという場…

急増する個人請負の労働問題

急増する個人請負の労働問題 (労働調査会) 評価 83点 形式的に請負契約とされていても実体的に雇用であると認められれば、それは雇用である。 この書籍にも載っているが、その判断の根拠は、労働基準法研究会報告(昭和60.12.19)と労働基準法研究会労働契…

改訂版 遺言実務入門

改訂版 遺言実務入門 (三協法規出版) 評価92点 この書籍は、そんなに分厚くなく、本当に入門書である。 といえば、薄っぺらくて、使えないような印象だろうが、まったくそんなことはない。 よくできた書籍である。 入門書らしく、準備すべき必要書類のリス…

登記官からみた「真正な登記名義の回復」・「錯誤」

登記官からみた「真正な登記名義の回復」・「錯誤」 (新日本法規) 評価 95点 旧法時代、錯誤はとても便利な登記原因で、なんでも錯誤で抹消できたかもしれない。 しかし登記原因照明情報制度が導入されてからはそうはいかない。 この書籍では、真正な登記…

労働基準法の早わかり

労働基準法の早わかり (労働調査会) 評価 84点 厚生労働省労働基準局監督課による労働基準法の逐条解説である。 少し古い本ではあるが、行政による条文解説であり、判例も引用しており、条文解釈の頼りとするには、なかなか便利な本である。 解説方法もわ…

条解 破産法

条解 破産法 (弘文堂) 評価 85点 この本は、めちゃくちゃ高い。 専門書は数千円が当たり前だが、さすがに2万円を超えてくると高いとしか思えなくなる。 但し、それだけの価値がこの本にあり、とても詳しい。 この本が必要となる場面は、基本的には単純に同…

Q&A 生活保護利用者をめぐる法律相談

Q&A 生活保護利用者をめぐる法律相談 (新日本法規) 評価 95点 生活保護のことであれば、生活保護手帳と別冊問答集は必須であるが、実際の現場では、その二つを参照しても、結局どうなのか迷う場面が少なくない。 また、特に保護手帳は、どこになにが書…

労働関係訴訟の実務

労働関係訴訟の実務 (株式会社 商事法務) 評価 98点 労働関係訴訟について、多数の裁判官が、実務ポイントを解説している。 多様な類型において、その裁判例や通達なども引用して、一般的な裁判所の考え方を紹介した後に、主張・立証のポイントの解説が…

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